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2014年1月28日火曜日

太陽の牙 ダグラム COMBAT ARMORS MAX01 1/72 scal コンバットアーマー ダグラム パチ組みレビュー

ついに発売になったマックスファクトリー製1/72ダグラム。大分待たされましたねぇ…。前置きはともかく、簡単ではありますがパチっと組んでみたのでゆる〜くレビューしてみたいと思います。 (「素」の状態を見ていただいて、加工する際の参考にして頂きたいので、基本的にシールを貼ったり塗装を全く行っていません。)



まず組み終わった時の感想なのですが、「なんか当時を思い出した」です。アニメ内容とかではなく、当時のダグラムのプラモを組んだ時の感じです。

まずはターボザック付き背面。ターボザックは結構なパーツで構成されており、面の情報量は多めですし、メカ感はかなりします。
その反面、リニアカノンは両末端にパーツを差し込む以外は竹割りパーツなのでかなりそっけなく感じます。しかもパーツの合いが悪いので、ダボ穴を調整しましょう。接着時もちゃんとクランプなどで挟みましょう。
ターボザック無しの背面。かなりすっきりした印象。でも劇中前半〜中盤まではほとんどがこの姿ですので、こっちがメインかも。
背中に大きく開いた差し込み口はターボザック用のもの。特にフタなどは用意されていません。
頭部周辺。キャノピーはフレームに塗装されたもの(トップハッチ別々)、フレームの塗装無し(トップハッチ別々)、フレームの塗装なし(トップハッチ一体型)が付属しています。塗装してあるキャノピーは当然、切り離す時にゲートの部分に色が乗っていないので、レタッチは必須です。
頭頂部のセンサー内部もクリアパーツです。説明書には外れやすいパーツについて接着推奨指示があるのですが、センサー前部のパーツには接着指示がありません。かなりポロリしやすいので接着をお勧めしたい部分です。

コクピットのキャノピーは可動式と固定式を選択して取り付けます。固定にする意味あいは特にないので、可動式で組立。中にクリン君が搭乗しているのが分かりますでしょうか?
コクピットのアップです。組みたててしまうとクリン君を載せづらいですし、コクピットのデカールも貼れないのでこの2点は早めに処理しておきましょう。
個人的にはサイドのダクトが大きいような気もします。
スモークディスチャージャーはポリキャップで接続するようになっているので、ヤクトタイプが出る時はそこがそのままミサイルポッドになるようになっていると思われます。

トップハッチをあけた感じ。ヒンジにはなっていないので、開けたままにしたい時は接着で。
リニアガンは4パーツで構成されているわりに地味な作りに…。
腕部の関節はヒジと二の腕に軸があり、丸い肩パーツと王冠状の二の腕パーツで構成されています。こういうデザインで回転するのはムリじゃね?と思っていたのですが、組んでみて目からウロコが落ちました。
もちろん、リニアカノンを持たせて砲撃!みたいなポーズもできますよ。
足の可動範囲は狭いんだか,広いんだか…でやや消化不良。ボールジョイントと、白い足の甲部分はポリキャプにより、ロールしたりして細かなギミックで接地性能は高目。
股間部の間接は左右にスイングしたりするわりにはそんなに広げることはできなかったり、ヒザが90°までしか曲がらないとかなんともちぐはぐな感じ。(くわしく後述します。)
肩は前に展開する機構が盛り込まれて居るので、広くはかんじます。

さて、今回はもうちょっとほりさげてみましょう。
頭部はこんな感じで頭部がスッポリ抜ける仕組みに。(戦車の砲塔な感じ)

上半身のパーツ構成。腹部はダクト部とダクトを載せるパーツにも別れます。胸部のアーマーを上からかぶせて合体させ、グレーのスリットで両パーツを外れないように固定します。
ですが…この胸部アーマーの接続方法がこのキットの鬼門です。

とにかく、そのままじゃはめ込むことは不可能ってぐらい、パーツの幅や厚みがあっていません。ここは割ってしまう前に赤丸で囲んだ部分を薄く処理しておきましょう。厚みに関しては個体差はあるかも(あるのか?)なので、すり合わせながら慎重に処理しましょう。

慎重にすりあわせても、脇腹にはこれくらいの隙間ができてしまいます。ツライチの処理としても段落ちモールド的な処理にしても、手を加えるべき部分だとおもいます。

90°にしか曲がらないヒザ…。実はパーツ自体は二重関節っぽく出来るようにはなっています。ヒザを曲げる時に可動するのは、大腿部に埋もれた部分です。
灰色(ピンボケしまくってますが…)のパーツの底部には可動するポリキャップもありますが、脚部の接続ピンがかなり深い部分にあるのでパーツの干渉で曲げることが出来なくなっています。ポージング専用に延長するパーツを新造して、差し込めばヒザは広く曲げることができるとは思います。

ターボザックも結構なパーツ数で構成されていますが、サイドのボックスパーツがやや差し込み辛いものがあるので要注意。底部の赤いパーツもはめ込んだら取り出せないので、塗装など処理する時は最後の最後で取り付けるようにしましょう。

とにかく、最近のガンプラに慣れちゃってると「うへぇ〜なかなか合わないよぉ」なんて思ってしまいます。これが冒頭で「なんか当時を思い出した」の真相です。
全体的にこのキットで注意したいのは「平ピン」で接続する部分。とにかく平ピンとスリットが合っていない感じがするので無理に差し込んで割ってしまう前に削るを徹底しましょう。
肩アーマーの鋲もかなりキツイので削り過ぎない程度に処理をしましょう。

なんにしても、プロポーション的にはストレートでくせがないキットではあるので、自分好みに手を加える楽しみがあるキットであると思います。







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